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<民主党>「米大使館、日本政府に不信感」と小沢幹事長語る(毎日新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長は22日、鹿児島市で連合鹿児島の幹部と意見交換した際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「在日米国大使館の関係者と会食したが、日本政府に強い不信感を抱いていると感じた」と日米関係の悪化に懸念を示した。出席者が明かした。

 政府が検討している鹿児島県・徳之島への移設案について連合側が「あきらめてほしい」と要請したのに対し、小沢氏は「普天間や徳之島の問題について、政府から説明や相談はない。政府が言うことに干渉するつもりはない」と距離を置く姿勢を強調した。

 小沢氏はまた、企業・団体献金を禁止する政治資金規正法の改正に関し「与野党でいろいろ(協議を)やっているが、今国会で成立させるのは厳しいかもしれない」との見方を示した。【福岡静哉、念佛明奈】

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「最も親しみ感じる」日本はヨナ、韓国は真央(読売新聞)

 読売新聞社と韓国日報社の日韓共同世論調査によると、日本人が親しみを感じる韓国人のトップは、女子フィギュアスケートの金妍児(キムヨナ)選手(50%)、韓国人が最も親しみを感じる日本人は浅田真央選手(43%)だった。

 日本側では金選手に、プロ野球・巨人の李承●(イスンヨプ)選手21%、俳優のペ・ヨンジュンさん18%――などが続いた。(●は「火」へんに「華」)

 韓国側では、女子フィギュアスケートの安藤美姫選手と、米大リーグ・マリナーズのイチロー選手が18%で並び、2番目に多かった。

 調査は日韓の芸能・スポーツ界などの各11人の中から、3人まで挙げてもらった。

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<阿部真理子さん>死去、51歳=イラストレーター(毎日新聞)

 阿部真理子さん51歳(あべ・まりこ=イラストレーター)3月29日、内臓疾患のため死去。葬儀は済ませた。お別れの会を後日開く。自宅は福島県郡山市深沢2の11の10。喪主は弟充宏(みつひろ)さん。

 都会的センスにあふれた絵柄で雑誌、新聞などで活躍。作品に絵本「ボクがこんなにふとった理由」、池澤夏樹さんとの共著「メランコリア」など。

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井上ひさしさん死去 作家、小説「吉里吉里人」 75歳(産経新聞)

 小説「吉里吉里人(きりきりじん)」やNHKの連続人形劇「ひょっこりひょうたん島」の台本のほか、戯曲やエッセーなど多彩な分野で活躍した作家の井上ひさし(いのうえ・ひさし、本名・廈=ひさし)さんが9日夜、死去した。75歳だった。葬儀・告別式は近親者で行い、後日お別れの会を開く予定。

 家族によると、昨年10月末に肺がんと診断され、11月から抗がん剤治療を受けていたという。

 井上さんは昭和9年、山形県生まれ。上智大在学中から浅草のストリップ劇場「フランス座」文芸部に所属し、台本を書き始めた。39年からは、5年間続いた「ひょっこりひょうたん島」の台本を童話、放送作家の山元護久さんとともに執筆、一躍人気を集めた。

 44年、戯曲「日本人のへそ」を発表して演劇界デビュー。47年に「道元の冒険」で岸田戯曲賞を受賞して、劇作家としての地位を確立した。奇想と批判精神に満ちた喜劇や評伝劇などで劇場をわかせ、59年には自身の戯曲のみを上演する劇団「こまつ座」の旗揚げ公演を行った。

 小説家としても、47年に江戸戯作者群像を軽妙なタッチで描いた小説「手鎖心中」で直木賞を受賞。絶妙な言葉遊び、ユーモアたっぷりの作風で多くの読者に支持され、エッセーの名手としても知られた。遅筆でも有名で、「遅筆堂」とも自称していた。

 一方、戦争責任問題を創作のテーマに掲げ、東京裁判や原爆を主題にした作品も数多く発表。平成15年から19年にかけて日本ペンクラブ会長を務め、16年には護憲を訴える「九条の会」を作家の大江健三郎さんらとともに設立した。

 戯曲「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で紀伊国屋演劇賞と読売文学賞(戯曲部門)、「吉里吉里人」で日本SF大賞、読売文学賞(小説部門)。小説「腹鼓記」「不忠臣蔵」で吉川英治文学賞、「東京セブンローズ」で菊池寛賞など受賞多数。16年に文化功労者、21年に日本芸術院会員に選ばれた。

                   ◇

 ◆哲学者、梅原猛さんの話「『ひょっこりひょうたん島』のころから恐ろしい逸材と思っていた。井上君の喜劇はピリッとした社会風刺とユーモアに満ちていて、いつも弱者の立場に立っていた。喜劇の新しい形を作った人物で、思想の違いを超えて尊敬していた。ここ2、3年は会っていなかったが、僕も3回がんをやっているから大丈夫だろうと思っていたので、残念でならない。85歳の僕よりだいぶ若いのに…」

 ◆今村忠純・大妻女子大教授(日本近代文学)の話「昨年10月には雑誌のこまつ座25周年特集で対談し、『こまつ座で、じっくり脚本を書いていく』との話が印象的だった。あらゆる領域で活躍され、何十人かかってもできない仕事量をこなした。小説と戯曲が両輪になり、読み物に大きな価値を与えた」

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中曽根元秘書を公認 みんなの党(産経新聞)

 みんなの党は7日、夏の参院選の比例代表に、新人で中曽根康弘元首相の元政策秘書、田中茂氏(53)を新たに公認した。これにより、同党の公認候補は選挙区4、比例代表7の計11人になった。

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虚偽記載のきっかけは地元新聞記者からの指摘 検察側が明かす 鳩山首相元公設秘書初公判(産経新聞)

【鳩山首相元公設秘書 初公判】(1)

 《鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載など)の罪に問われた元公設第1秘書、勝場啓二被告(59)の初公判が29日午後、東京地裁(平木正洋裁判長)で始まった。現職首相の政治団体に対して、故人や他人名義による約4億円が偽装献金だったとして在宅起訴された勝場被告の事件が、いよいよ法廷で裁かれる》

 《他人名義の偽装献金は、鳩山首相が母親から譲り受けた巨額資金の政治資金化を隠すことなどを目的に行われたことが、東京地検特捜部の捜査などで明らかにされている。こうした偽装工作について、特捜部は会計事務担当だった勝場被告の単独犯行と認定。刑事告発を受けていた鳩山首相については、嫌疑不十分で不起訴とした。会計責任者だった元政策秘書についても、被告の虚偽記載を見抜けなかった「重過失」を認定したが、公判請求は見送り、略式起訴にとどめた》

 《野党時代には「秘書の責任は政治家の責任」などと訴えてきた鳩山首相だが、偽装献金などについては「知らなかった」と説明し、辞任もしなかった。そのため、「言行不一致」などと批判が起こった上、特捜部の捜査に対しても上申書を提出しただけで、事情聴取や取り調べを受けなかったため、国民から大きな不信感も招いた》

 《事件をめぐってただ1人、法廷で裁かれることになった勝場被告。開廷予定の1分前、午後1時29分、104号法廷にゆっくりと入ってきた。黒いスーツに黒いネクタイ。表情は硬い。ゆっくりと弁護人席の前の長いすに座った。法廷にはすでに裁判長や検察官、弁護人もそろっている》

 裁判長「それでは、開廷します」

 《平木裁判長に促されて、証言台に立つ勝場被告》

 裁判長「名前はなんといいますか」

 勝場被告「勝場啓二…」

《名前や生年月日などを確認する裁判長に、消え入りそうな小さな声で答えていく》
 裁判長「職業は?」

 勝場被告「無職です」

 《すでに公設秘書を解任されている勝場被告。現在の職業は「無職」と答えた。初公判のこの日は、罪状認否や被告人質問のほか、論告求刑なども行われて結審する予定だ。まず、検察官による起訴状朗読が始まる》

 検察官「公訴事実。被告人は…」

 《起訴状によると、勝場被告は平成16~20年、故人や実際には献金していない人からの個人献金計2億700万円を懇話会の収支報告書に記載したほか、政治資金パーティー収入も約1億5300万円分水増しして記載。また、鳩山氏の関連政治団体「北海道友愛政経懇話会」の収支報告書に、17~20年に実母、安子さんと実姉から受けた献金計1200万円を記載せず、政治資金パーティー収入約3千万円を水増しして記載したとされる》

 裁判長「間違っているところはありますか」

 勝場被告「間違いございません」

 《罪状認否で、勝場被告は小さな声だったが、起訴状の内容をはっきり認めた。これを受け、検察官が冒頭陳述書の朗読を始める》

 検察官「被告人は大学卒業後、会社に入り、昭和62年8月、鳩山由紀夫衆議院議員の公設第2秘書になり、平成2年ころからは鳩山事務所の経理事務を統括していました。6年1月に公設第1秘書になったが、本件後の21年6月、鳩山議員から解任されて退職しました」

 《まず、勝場被告の経歴に触れた検察官。鳩山首相のことは「鳩山議員」と呼んでいる。続いて、勝場被告が鳩山首相の東京事務所で会計事務を担当し、資金管理団体「友愛政経懇話会」の事務も処理していたほか、地元・北海道の事務所や政治団体「北海道友愛政経懇話会」の事務処理についても指示を出していたことを確認した》

 検察官「東京事務所には寄付や政治資金パーティー収入、鳩山議員から提供される資金、実母である安子さんから資金援助の趣旨で渡される資金がありました。これら資金を区別することなく一体として管理、保管し、その中から友愛政経懇話会の支出と鳩山議員公私の支出を賄っていました」

 「地元事務所で管理していた資金には、北海道友愛政経懇話会が受け入れた寄付や政治資金パーティー収入、被告人管理資金から送金される年間1億円弱があり、その中から、北海道友愛政経懇話会の支出と鳩山議員個人の支出を賄っていました」

 《政治献金や鳩山首相と実母の資金を混然一体として管理し、その中から、資金管理団体や鳩山議員の公私の支出が賄われていたという“どんぶり勘定”の実態が指摘される。首相の実母を「安子さん」と呼ぶ検察官。次に鳩山首相が母親、安子さんから資金提供を受けるようになった経緯が説明される》

 検察官「被告人は平成14年ころ、鳩山家と近い○○(法廷では実名)に対して『東京事務所の財政が苦しい』と相談を持ちかけた。○○が安子さんと相談した結果、安子さんは毎月1500万円の資金提供を承諾し、個人資産から側近の××さん(法廷では実名)を介して、『息子の鳩山議員が自由に使える資金として援助する』という趣旨で被告人に渡していました」

 「被告人は安子さんから渡される資金を、政治資金規正法上、どのような性格の資金として受け入れるか、曖昧(あいまい)なまま、安易に個人寄付や政治資金パーティー収入を水増しし、偽装する方法で対処していました」

 「友愛政経懇話会の収支報告書に、過去に寄付を受けた人の氏名や手元にあった種々の名簿、名刺の名前を無断で使用するなどしていました」

 《実母から渡された分で増えた政治資金について、勝場被告が、深く考えもせず、適当に数あわせをし、虚偽の献金者の名前などを記載していたと指摘する検察官。さらに、北海道の地元事務所で、実母と実姉から毎年150万円ずつ受けていた献金について、受領していないように偽装するきっかけとなったのは、地元新聞社の記者から実母と実姉による献金が「政治資金規正法の趣旨に反している」との指摘を受けたためだったことを明かしていく》

 検察官「地元新聞の記者から、『このような寄付は政党と政治資金団体以外の同一の者に対する個人献金の上限額を150万円と定めている政治資金規正法の趣旨に反するのではないか』と指摘を受けました。被告人は『疑念を招くことのないように、適正に取り組んでいく』というコメントを出しました」

 「しかし、平成17年に受けた150万円を返還し、寄付を受けないことにすると北海道友愛政経懇話会の資金繰りが苦しくなると考え、返還や寄付辞退を指示しませんでした」

 「収支報告書に記載すると、地元新聞から批判を受け、鳩山議員に政治的悪影響が出ると考え、18年から21年までも、収支報告書に記載しないように指示を出しました」

 《さらに、北海道友愛政経懇話会の政治資金パーティー収入約3千万円を水増ししたことについても、動機が説明される》

 「友愛政経懇話会から補填(ほてん)を受けていた北海道友愛政経懇話会に(3千万円を)記載すると、それに伴い、友愛政経懇話会の収支報告書に虚偽記載が増えるため、できるだけ金額を抑えたいと考えました」

 《検察官は冒頭陳述書を読み終えた。続いて、供述調書の読み上げなど、証拠調べが始まる》

     =(2)に続く

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